ジョニー・マー+ザ・ヒーラーズ CD 東芝EMI 2003/01/22 ¥2,548

本日は、Johnny Marr+the HEALERS「BOOMSLANG」を聴いていた。
ジョニーといえば、元スミスで、寡黙で、今までのギタリストの概念から外れたギタリスト(いわゆるギターソロをとらない)という印象だった。
ギターソロはとらないが、彼の表現力にあふれたギターワークは稀有なものだと思う。

そんなジョニーと、自身の演奏力は申し分ないのに必ずリンゴ・スターの息子という形容詞がついてしますザック・スターキー、元クーラ・シェイカーのアロンザ・ビーヴァンが組んだのがJohnny Marr+the HEALERS。

スミス脱退後、まるで漂流者のごとくさまざまなユニットに入っては抜けを繰り返したジョニーだが、このバンドは彼の落ち着き先になるのか?と思って聴いたわけだが、残念ながらバンドとしてのケミストリーはあまり感じられなかったのが正直なところ。

もちろん、ロックナンバーから牧歌的な曲までバラエティに富んだ構成、安定した演奏力と、普通に聴く分には申し分ない。
曲の感じもうねりの効いたサイケ感のある、ワタクシ的には好き系なものなのだ。

でも、この3人でやっているという意味は感じられないんだよー(泣)。
1枚目だからかな〜、次に期待したいです。

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