子供たちはどこへ向かうのか?
2004年6月2日 時事ニュース
06月02日付 日刊スポーツの報道「小6加害女児、興奮した様子なく事情聴取」へのコメント:
長崎県佐世保市で起こった小学6年生の女児の同級生殺害事件について。
もう、何やら暗い気持ちになった。
世の中が殺伐とした中で、一番影響を受けるのは子供たちだろう。
無機質な人間関係、肌と肌の触れ合いなどなく、人が肉体的にも精神的にも簡単に傷つくということを、身をもって知ることができない子供たち。
結局、こうした社会を作ってしまった我々大人の罪なんだろうか。
生活はさまざまな道具により便利になり、人と直接あったりすることなくコミュニケーションを取ることができる。
そうした中で、人と人との触れ合いという大事な何かが失われている。
チャットでの諍いが原因とされているけど、顔を突き合せて喧嘩するのと、言葉のやり取りだけで喧嘩するのでは、大違い。
言葉のニュアンスやその言葉を発したときの表情という情報が、書き言葉では上手く伝わらない。
そして喧嘩の種だけが、不気味に育ち弾けたのだろう。
カッターが紙や物を切るものだということを理解していても、人間を切ったらどうなるか、という想像ができない。もしくは想像しても“死”ということに現実感がなかったのだろう。
他人の痛みというのが想像できないのだろう。
背筋がぞーっとする。
ワタクシは独身で子供はいない(子供は欲しいと思ってはいる)。
会社のある先輩に、
「chさ、こんな世の中に子供を生んで、育てるってどう思うよ。俺は一児の父ではあるが、本当に情けなくなる世の中になってしまった」
と言われた。
その時、答えに窮してしまった。
今の世の中は、本当に子供を育てる環境としては最悪かもしれぬ。
そんな世の中に、確実に子供より早く死ぬであろう(そうした世の中に子供をおいて先立つであろう)ワタクシが、子を生み・育てていいものなのだろうか?と考えてしまった。
なんとか、こうした世の中を変えていかなくてはいけないと強く思う。
長崎県佐世保市で起こった小学6年生の女児の同級生殺害事件について。
もう、何やら暗い気持ちになった。
世の中が殺伐とした中で、一番影響を受けるのは子供たちだろう。
無機質な人間関係、肌と肌の触れ合いなどなく、人が肉体的にも精神的にも簡単に傷つくということを、身をもって知ることができない子供たち。
結局、こうした社会を作ってしまった我々大人の罪なんだろうか。
生活はさまざまな道具により便利になり、人と直接あったりすることなくコミュニケーションを取ることができる。
そうした中で、人と人との触れ合いという大事な何かが失われている。
チャットでの諍いが原因とされているけど、顔を突き合せて喧嘩するのと、言葉のやり取りだけで喧嘩するのでは、大違い。
言葉のニュアンスやその言葉を発したときの表情という情報が、書き言葉では上手く伝わらない。
そして喧嘩の種だけが、不気味に育ち弾けたのだろう。
カッターが紙や物を切るものだということを理解していても、人間を切ったらどうなるか、という想像ができない。もしくは想像しても“死”ということに現実感がなかったのだろう。
他人の痛みというのが想像できないのだろう。
背筋がぞーっとする。
ワタクシは独身で子供はいない(子供は欲しいと思ってはいる)。
会社のある先輩に、
「chさ、こんな世の中に子供を生んで、育てるってどう思うよ。俺は一児の父ではあるが、本当に情けなくなる世の中になってしまった」
と言われた。
その時、答えに窮してしまった。
今の世の中は、本当に子供を育てる環境としては最悪かもしれぬ。
そんな世の中に、確実に子供より早く死ぬであろう(そうした世の中に子供をおいて先立つであろう)ワタクシが、子を生み・育てていいものなのだろうか?と考えてしまった。
なんとか、こうした世の中を変えていかなくてはいけないと強く思う。
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