ラブレス CD キングレコード 2004/05/08 ¥2,500

マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの名作「loveless」からとったバンド名なのかは、ちと不明だが、loveless「ギフト・トゥ・ザ・ワールド」を購入。

ボストン出身のバンドで、日本でも一部で人気の高かった(ワタクシのこと?)パワー・ポップバンド“レターズ・トゥ・クレオ”や“Expanding Man”のメンバーが中心になって結成したバンドだった。

音的には、哀愁メロのロックでした。
結構好きかも。
ボーカルの声も渋みがあってよかった。
やはり以前メジャーデビューをしていたメンバーがいるだけあって、そつのない作り。
でも、それが欠点でもあるのよね〜。
良なんだけど、優をあげられないって感じ、か。
きれいにまとまりすぎた感もある。
でも、雨にけぶる中、ドライブしながら聴くにはムードがあってよいかもしれぬ。

話変わって、“レターズ・トゥ・クレオ”には、現AMERICAN HI-FIのステイシー・ジョーンズがドラムを叩いてました(解散前に脱退)。
インディーでリリースしたファースト・アルバムが、あっという間に注目を博し一気にメジャーデビュー。
1995年に「Wholesale Meats And Fish」を、97年に「GO!」を発表します。
で、ちょっと注目していただきたいのは、「GO!」なんです。

どうして日本で売り出そうとする時って、あほくさいキャッチをつけるのだろうという見本のような「ボストンのジュディマリ」というキャッチフレーズがついた(ケイという女性VOなのよ)。
まあ、これくらいなら許そう・・・と苦々しく思っていたが、やってくれました。
以下、その凄いもの数々。

●原題→日
アルバムタイトル:GO! → はなまるでGO!
収録曲
01 Got Time → ピチピチ熱愛時代
02 Because Of You → 恋はヘトヘト
03 Anchor → まかせてアワ・ラヴ
04 Find You Dead → ふりむいてよ
05 Veda Very Shining → なぞなぞ君
06 Co-Pilot → ラヴ・パイロット
07 Go! → はなまるでGO!
08 Sparklegirl → 私はスパークルガール
09 Alouette & Me → おわちゃったふたり
10 I’m A Fool → Getしちゃうの巻
11 Disappear → 消えちゃって、消えないで

なんじゃ!こりゃ。へなへな〜(苦笑)。

いや〜、それにしても恐ろしいセンスの数々。
恋はヘトヘトって!
なぞなぞ君って!
号泣。

なんともいえないアシスト??アシストなのか〜!という日本盤の凄まじさとは裏腹に、爆発ヒットもなく、地道に活動を続けていたのですが、2000年に解散。
ううう、結構良かったのに〜というバンドだったのだ。

とlovelessとはあまり関係のない話をするワタクシでした。

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