アメリカの大らかさとUKの陰影をあわせ持つ
2005年2月22日 音楽
Paloalto CD Sony/American 2000/10/17 ¥1,532
コンピュータ関係のお仕事をされている方なら、ニヤっと笑いがこぼれてしまうようなバンド名を持つPALOALTOのファーストアルバム「PALOALTO」を聴きました。
なぜニヤなのかは、以下の通り。
あっ、でもホントのバンド名の由縁は、ヴォーカルのジェームズ・グランドラーが通った幼稚園にちなんだ名前だとのことです。
一聴すると、とてもアメリカのバンドとは思えない陰影と憂いに満ちた曲調。
ただし、ある種の大らかさを感じさせるところがUKのバンドとは違う感じ。
本作は、最初はヘヴィーな曲で幕を開け、徐々にアコースティックな味わいを持つ曲に以降していく。
一見何の工夫もしていないプロダクションに聴こえるけれど、かなり緻密に作りこんでいると思う(演奏はかなり上手いと思う)。
ワタクシ的ツボは、6曲目〜7曲目。
6曲目の“Some Things Must Go This Way”は、フォーキーなアコースティックギターの音色が美しい、とてもセンチメンタルで切ない曲だ。7曲目の“Mayor and the Seizure Pills”は、非常に繊細なんだけど、力強さをあわせ持つ曲。
なんで、日本で売れないのかな〜。
ちなみにファーストは日本盤は発売されておらず、彼らの日本デビューはセカンド・アルバムの「Heroes and Villains」。
これまたいいアルバムです。
ぜひとも聴いていただきたいバンドっす。
コンピュータ関係のお仕事をされている方なら、ニヤっと笑いがこぼれてしまうようなバンド名を持つPALOALTOのファーストアルバム「PALOALTO」を聴きました。
なぜニヤなのかは、以下の通り。
シリコンバレーの中心にあるスタンフォード大学があるのが“パロアルト”。1769年、Gaspar de Portolaキャプテン一行がサンフランシスコ湾を探検した際、巨大なアメリカスギ(California Coast Redwood)のそばでキャンプをはったそうです。この木はその後、この地の目印として旅行者たちから’El Palo Alto’(スペイン語で「高い木」の意)という愛称で呼ばれるようになりました。1876年、カリフォルニア州知事を務めたこともあるLeland Stanford氏が、別荘と牧畜場建設のために650エーカーの土地をこの地に購入。牧畜場はその後8,000エーカーまで拡大し、のちのスタンフォード大学キャンパスとなります。当時から主要道路だったEl Camino(スペイン語で「王の道」の意)から大学キャンパスにかけて発展した小さな街は、前述の「高い木」にちなんでパロアルト、と命名されたそうです。
あっ、でもホントのバンド名の由縁は、ヴォーカルのジェームズ・グランドラーが通った幼稚園にちなんだ名前だとのことです。
一聴すると、とてもアメリカのバンドとは思えない陰影と憂いに満ちた曲調。
ただし、ある種の大らかさを感じさせるところがUKのバンドとは違う感じ。
本作は、最初はヘヴィーな曲で幕を開け、徐々にアコースティックな味わいを持つ曲に以降していく。
一見何の工夫もしていないプロダクションに聴こえるけれど、かなり緻密に作りこんでいると思う(演奏はかなり上手いと思う)。
ワタクシ的ツボは、6曲目〜7曲目。
6曲目の“Some Things Must Go This Way”は、フォーキーなアコースティックギターの音色が美しい、とてもセンチメンタルで切ない曲だ。7曲目の“Mayor and the Seizure Pills”は、非常に繊細なんだけど、力強さをあわせ持つ曲。
なんで、日本で売れないのかな〜。
ちなみにファーストは日本盤は発売されておらず、彼らの日本デビューはセカンド・アルバムの「Heroes and Villains」。
これまたいいアルバムです。
ぜひとも聴いていただきたいバンドっす。
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