ザ・デパーチャー CD 東芝EMI 2005/06/01 ¥2,300未定

久々に新人バンド君のCDを購入。
ちょっと気になっていたのだけど、アルバムが出るまでは我慢、我慢と待ちかねていたのが、The Departure「Dirty Words」。

ノーザンプトン出身の5人組みで、エッジの効いたギターが特徴。
曲調や曲がイメージさせる世界観は、ポスト・パンク/ニュー・ウェイブ系。
躍動感はあるが、からっとしたものではなくダークな感じ。
詞の世界は、孤独、疎外感、今の時代へのやり場のない怒りを歌ったものだ。

このバンドの肝でもあるツイン・ギターは、重層なサウンドを奏でていて、それぞれ好き勝手に弾いているようでいて、実はうまく調和がとれているという、新人バンドらしからぬ完成ぶり。

躍動感あふれているかと思えば、気だるいうねりもあり、とギターアレンジはかなりツボ。

地味な感じだけれど、その時代、時代にワタクシたち若者(だった。笑)の気持ちを代弁してくれるアーティストというものになるかもしれない、はかりしれない期待感も持たせるバンドでした。

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