我が家の父・イサオ(仮名)・65歳が
どうしても
どうしても
と懇願するので一緒に安野モヨコさん原作の「さくらん」を見に行ってきました。
昨日。
(基本的にいつも映画は一緒に見に行くことが多いので、映画を見に行こうよ、という懇願ではなく「さくらん」を見に行こうよと懇願していたのだ。彼は。私はそれほど興味がなかった)

率直な感想としては、
予想外に良かった。
まあ、いろいろとアラはあったけど、
蜷川実花さんは有望な監督さんだと思った。

色の使い方は、彼女の写真もすでにそうなんだけど、
とっても鮮やかで深みがあって、そして陰影もある。
ああした色の表現の仕方って、手前味噌かもしれないけど、
日本人の感性でしか出せない色かと思う。
土屋アンナもよかったし、
成宮くんの爽やかなんだけど凄みのある笑いもよかったし、
なんといっても安藤くんのあの陰のある色気たっぷりの演技がよかった。

ただ、気持ちはわかるが天照くんも言ってたけど、金魚はちょっと出すぎかも(笑)。

結構な濡れ場シーンがあり、
我々妙齢過ぎの親子は、
帰りの車中、「すごかったね(ニヤニヤ)」と
おっさん、おばさん丸出しの感想を言い合いました。
親父は、「いやー最近の邦画はあなどれん」
と感動しておりました。
女性ならちょっと見ておいて損はない映画かもしれません。

コメント

天照大神
天照大神
2007年3月29日0:45

私も、安藤君はお色気系だと思う。(←思いっきり誤解されそうな表現。 笑)

chmusic69
chmusic69
2007年3月29日12:48

いや、ホントお色気系だと思う。
男の色気満々じゃん!!