中古屋めぐり〜

2004年3月3日 音楽
実は今日もお休みをもらったので、ちょいと中古屋めぐり。
歌声は聴いたことがあるけど、アルバムまではちょっとな〜と思っていたヘザー・ノヴァの「オイスター」を100円(!)で購入。まあ発売から9年もたってるもんね。

早速聴いたところ、よいじゃん!!

彼女の歌声からは、素朴で原始的な風景が浮かぶ(たとえばだだっぴろい草原とか)かと思えば、苦悩という文字も浮かんでくる。

素朴な歌姫なのかな〜と思っていたが、どうして、結構骨のある曲を書くお姉さんだったのね。

シネイド・オコーナーやパティ・スミスという女性シンガーが頭に浮かんだ。
ちょっと集めてみようかな〜と思った次第。

そのほかは、アナログでモリッシー(モリ男)さん(そういやもうすぐ新譜が出るわね!)の12インチシングルと、THE NAMESの「Night Shift」(7インチ)、SECTION 25「From The Hip」(LP)とちょっと探していたファクトリー関係が見つかって実り多き1日だった。
久々に会社をお休みしてのんびり。
夕飯を食べていて、「学校へ行こう!」に何気なくチャンネルをあわせたら、オープニングにほんのわずかだったんですが、DEVOの「Uncontrollable Urge」がかかりやがんの!!!

べっくらこいて、ご飯吹きそうになってしまった。

DEVO好きなんだよな〜。サマソニのギグが最高によかったし、フェスではなくてぜひピンで日本公演やって欲しいぞ!
ワタクシめの愛するニューオーダーだけど、今年の6月くらいにニューアルバムが出るとの噂が流れ始めている。
まあ、長年彼らを追っかけしている身にとっては、「まあ、今年中に出ればいいほう」と諦め半分でまっているわけで。
大体「○月くらいかも・・・」と情報が流れてから半年以内というのが、大方あっているのかな〜。

で、新譜に飢えているファンにとってうれしいものが発売される。
最新のライブが収録されている「Radio 1 Sessions」が発売される。
このライブ盤でお勧めは、Close Range。
この曲ははっきりいって、ライブ・アレンジのほうが数倍かっちょいい。
4月12日にリリースされるようなので、これはゲットでしょう。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1879945

今日の通勤ソング:
Grand Drive「see the morning in」
サウス・ロンドン出身の4人組。音的にはカントリー、フォーキーなフレイバーを感じさせ、アメリカっぽい。でも、やっぱりその中にもUK的な雰囲気はある。
これといった特徴は感じられないけど、やさしい気持ちになれるアルバム。
http://www.bmgjapan.com/_artist/profile.php?id=1437
今更ながらにRiviera「Alaska」を聴きました。
2001年発売のセカンドアルバム。
実は2001年時期にかなり話題になってはいて気にはなっていたのですが、もっと楽しい音楽が多かったのでほっといた(笑)。

ということで、今更ながらなんだけど。
ドイツの兄弟デュオで、ボサノバやソフトロック的な雰囲気を持つゆったりとした音。
通勤ソングにはむかないけど、休日、まったりしながら読書のBGMにするなら最高かも。
ミューズ CD カッティング・エッジ 2003/09/15 2,427円

今日はとりたてて書くことがない(笑)ので、通勤ソングネタを(やっとタイトルらしい、ニュートラルなワタクシ)。

今日の通勤ソング:
Muse「Absolution」
ずっと気にはなっていたけど、手を出さなかったMuse。
友達からプレゼントされたのを機に聞いてみました。
まったくの予備知識なしで聴いたので最初びっくらこきました。
予想よりもメタルっぽい音を出していたのね〜。
クラッシックの要素とメタルの要素、そしてUK的な叙情的な要素がミックスされた音。
きっと、他のアーティストならばオーバープロデュースと言われるようなたくさんの音が重なった分厚い音なんだけど、マシューのドラマティックなボーカルと組み合わされると、そうでもなくなる。
過剰とも言える美意識の元にそれぞれの音がひとつひとつ作られていったのだろう。
結構、良かった。
難点は、同じように聞こえる曲が多いこと。
ファースト、セカンドの評価が高いので、むむむ、そっちも聴いてみようかな。
ワイアー CD ブルース・インターアクションズ 2003/04/25 ¥2,300

食玩とかミニチュアものが流行っていることはよーく知っているし、現に周りでもチラホラ集めている人もいたので、「むむむ、かわいい〜」とか「げー、こんなに精巧な作りなんだ〜」とか感心しつつも、はまったらヤバイと思っていた。
なぜなら、ワタクシはとっても収集癖があるので、恐ろしいことになる。

なるって、わかっていたのに・・・・・・。
この間、ついについに、あまりのカッコよさに「ガチャピン」の冒険シリーズ(だったけ?正式タイトルは不明)を買ってしまった。

常日頃、ガチャピンのありえない冒険チャレンジを目の当たりにし、ガチャピンに入っている人は、本当に凄い!と思っていたので、余計に購入意欲がわいてしまったのだ。

ひとまず3つ購入。
1つめ:スノーボードをするガチャピン。「きゃーかっこいい」
2つめ:カートのドライバーとなったガチャピン。「ぬおー、かっこいい」
3つめ:なんか口に手を当て、驚いているムック。「・・・・・・」

どうもムックはシークレットだったのだが、ぜんぜんかわいくない!
ぷんぷん。ワタクシはガチャピンが欲しかったのに〜。

ううう、コンプリートするまで購入し続けそうな予感っていうか確信(しくしく)。

何気なくポンキッキとガチャピンで検索したら、こんなイカスものが発売されていたのね〜。
「ポンキッキーズ21 30周年記念 ガチャピン チャレンジシリーズ」2,857円(税抜)
ほほっしい〜〜〜。

今日の通勤ソング:
Wire「SEND」
ロックじゃなければ何でもいい!という名言の元に作られた1st「Pink Flag」。スリリングでソリッドで、そして革新的な音を鳴らしているにも関わらず、日本ではあまりブレイクしていないのがかなしいほど。
去年の新譜「SEND」は、1曲目からワイアーにしか鳴らせない音のオンパレード。
とても50を過ぎたおっさん達が鳴らす音じゃないよ!最高にカッコよいアルバムです。

文化的な一日?

2004年2月21日 音楽
今日は、昼間うちのオカンと映画を見て、夜からはYちゃんとお芝居を見た。
まあ、文化的な一日だわ〜(笑)。

オカンと映画を見る時の条件は、
1 長い映画はイヤ(ケツが痛くなる等のため)。望ましいのは2時間ぐらいまで。
2 映画を見て深刻になるのはイヤ(うちのオカンはコメディー好き)。
3 お昼は普段食べられないような豪華飯じゃなきゃイヤ(御代はワタクシ……)
という3つの条件をクリアしなくてはならない。

で、本日見たのは、「ラブ・アクチュアリー」。
あらすじは、クリスマス直前のロンドンを舞台に、生まれも育ちも人種も年齢も全く違う19人の男女各々の恋愛模様が繰り広げられるっつーもの。
まったく期待していなかったのだけど、結構笑えたし、楽しめました。
登場人物が多すぎて、それぞれの人物の作り込みも浅かったので、いろいろと物足りなさも感じてしまったけど。

ただし、1人の女性の恋愛模様はちょっと考えさせられた。
その女性は精神病の弟がいて、結局このせいで彼女の恋愛はうまくいかなかった。
これが逆にこの女性の立場が男性だったら、また話が変わっていたのではないかな〜。
見終わった後も彼女のことが気になってしまった。

映画を見終わった後、贅沢なうちの女王様(オカン)を接待するために、中華料理を食べさせ、最寄り駅でオカンと別れる。

Yちゃんと待ち合わせの赤坂へ。
合流してからまだ開場までしばらくあるので、お茶をしながらおしゃべり。
彼女の会社の天然系の同僚の話に爆笑しつつ、お互いの近況報告。

本日見たお芝居は「日ノ丸レストラン」(http://www.digital-hollywood.com/hinomaru/
あらすじは、サイトをご参考くださいまし。
これまた期待していなかった(笑)んですけど、楽しめました。
Yちゃんがある役者さんのファンだったので、その役者さん目当てで見に行ったんだけど。
で、Yちゃんも「きっとchは別の役者さんにキャーキャーいうと思う。多分チューヤンかな?」と言うとおり、ワタクシは、チューヤンと野崎数馬さんにメロメロになった。
あ×の子ぶりがマジかマジなんかというチューヤンは、ワタクシ的命名「エンジェル」。
野崎さんは、彼がいなかったらこの芝居は、メリハリのないものになっていたんじゃないかしらと思うくらい、彼は大活躍だった。

あー本日は大変楽しく過ごせましたとさ。

今日の移動ソング:
村上ポンタ秀一「MY PLEASURE」。上司N氏から借りたもの。
ううう、面白くなかった……。ワタクシ、泉谷しげるwith Loserのころ最初はしげちゃんを追っかけしてたのが、最後のほうは「やべー、Loserかっちょいい!!」となってしまうほど、Loserのメンバーはかっちょいい人ばかりだった。
ドラム:村上ポンタ秀一
ベース:吉田建
ギター:仲井戸チャボ麗市
ギター・キーボード:下山淳
うひゃー、ホント綺羅星のような面子よね〜。
泉谷のぶっきらぼうで、乾いた歌声とLoserのソリッドかつタイトな演奏が、ばっちりだったのだ。
なのに〜、なのに〜、MY PLEASUREはあまり乾いたドラミングを聴くことができなかった。残念。

街歩き〜

2004年2月19日 音楽
マルーン5 CD BMGファンハウス 2003/07/23 ¥2,100

昨日は、例の秋葉原ラーメンの制作物の見本が出来上がったので、協力してくださったお店に持っていって、校正をお願いしにいった。
4月から秋葉原の某お店で配布予定なので、もしかしたらこの駄文垂れ流しの日記を読んでくださっている皆さんの目に触れることもあるかと思う。
もし、お目にされたら、それを持ってラーメン食べに行ってくださいまし。

すべて配り終えて、今日は直帰なので久々に上野方面まで歩く。
ワタクシは、街とか家を見ながら無目的に歩くのが大好きなんだけど、上野や御徒町は雑多なところが日本っぽくなくて面白い。しかも一歩奥に入れば、公園やら美術館など落ち着いた空間もあるし。
アメ横では「うわっ面白れー」という、怪しい商品が満載だ。
輸入お菓子屋さんで、今日飲む約束をしているWちゃんの姪っ子にお土産を買う。でっかいくまさんの入れ物にしこたまクッキーが入っているヤツ。

上野駅では駅弁がたくさん売っていたので、自宅に電話。
我家(特に祖母)は駅弁が大好きで、デパートなどの駅弁大会なんぞは必ずチェックするくらいなのだ。
電話であれもこれもと注文をされたので、重くて持てんから嫌だ、と言ったら、「ます寿司だけでいい」というので、購入。
上野駅のショッピングモールがリニューアルされてから、初めてまじまじと見てまわったのだが、とっても面白かった。

もっと見てたいぞ〜という後ろ髪を引かれつつ、浅草に到着し、Wちゃんと合流し、しこたまお酒を飲みました。
こんな平日ってめったにないので、楽しかった〜。

今日の通勤ソング:
MAROON5「Songs About Jane」
ヒネリの効いたパワー・ポップをベースに、ファンク、エレクトロなどを融合した独特のサウンドで、メロディのセンスもすごいっす。聴いているとノリノリ(やだわ死語)になれるっす。
ワタクシは、そのお店にあれば必ずピクルスを頼み、お酒を飲む。
いつも行くお店では、まだなんも頼んでもいないのにピクルスが通常より大盛りでやってくる(笑)。
「どうせ頼むんでしょ〜」とS氏がいいながら持ってきてくれるので、
「その通りでおま〜」とありがたく頂く。
ワタクシは、お酒を飲むと食べなくなるタイプで、洋酒だったらピクルスがあれば、居酒屋系であればおしんこ(ナスの漬物が大好き!)があればそれだけで、延々と酒を飲み続ける。

あまり体にはよくないことなんだけど、食べるモードと飲むモードはワタクシ的には違うらしく、飲みだすと食べないって感じになってしまうんだな〜。

学生時代は飲み班、食べ班ときっかりわかれていて、それぞれワリカン負けをしないという、恐ろしい秩序を保っていた。
飲み班は半端じゃなく飲み、食べ班は半端じゃなく食っていたってこと(大笑)。

で、お手製ピクルスでも作っちゃろかということで、現在漬け中。
ピクルス用のきゅうりでもなく、普通のきゅうりでチャレンジしているんだけど、さあ、どうなるか?
美味しくできたら、それを肴にウチで一杯やろうかと思っている、呑み助なワタクシなのだった。

今日の通勤ソング:
buffseeds「The picture show」
デボン出身の4人組。女性?!と聞き間違ってしまうくらいのファルセットを多様したヴォーカルくんが魅力。聴いていると心が洗われます。はい。

The La’s復活?

2004年2月17日 音楽
NMEを見ていたら、The La’sが復活?つー記事が出ていた。
http://www.nme.com/news/107536.htm
うおーーー。まじ?

アコギの乾いたかつ暖かみのある音色、そして歪曲しまくるリズム。
そして時代を関係なく聴き続けられるメロディ。
The La’sって、ワタクシ的にはこんな位置付けなんですよ。
本当だったらいいな〜。

とLa’sの話が前振りとなってしまうんだけど、
こんな風に復活して欲しいな〜と心の底から思っているバンドがある。
そのバンドは「MARION」。

ブリッドポップ全盛のころ、時流から離れたところで、
陰影のある、激しくも美しいメロディを奏でていたバンド。
ワタクシはボーカルのジェイミーの声と彼の書く歌に心魅かれていた。
日本ではそこそこ売れていたけど、UKではぱっとしなかったようだ。
結局バンドは解散となり、ジェイミーの話といえば、ドラッグ問題の話しか出なくなってしまった。
一時、地元マンチェのHPにジェイミー復活の話が出たけど、それ以後何年もリリースの話を聞かなくなった。
もう一度彼の声を聴きたい。
あれほどバカにされた80年代の音楽。
でも、何?今流行ってるの?

まあ、洋服にしてもバギーパンツにぶかぶかTシャツだったり、ちょっとださかったけど。
90年代に入ってからは、結構攻撃対象になっていて、ダサい(いやん、死語?)ものと散々言われてたもんな〜。

ワタクシは大好きなんですけどね。
あのチープな電子音だったり、ヤケクソ気味の快楽思考まっしぐらな音だったり。
はたまた激渋な音を出しているバンドもいたし。

そんな80年代が再評価なのか〜。
これを機にぜひ、評価して欲しいバンドがたくさんいるのだーーー!

●Section25
●JAMES(解散。日本でもっと評価して欲しかったわ・・・)
●Stockholm Monsters
●Marion(80年代じゃないけど。解散。しくしく)
●A Certain Ratio(初期の音が好き!)
などなどたくさんあるので、ぜひ80年代に興味のある人は聞いて欲しい!!
最近買ったはいいが、全く新しいCDを聴いてない。
なぜなら、LONGVIEWのデビューアルバム「マーキュリー」がずっとヘビロテになってしまっているから。

イギリスはマンチェスターで生み出される音楽が大好きなワタクシとしては、
久々の渋系マンチェ・アーティストにうれしさ一杯なのである。

マンチェという街は、北部の工業都市らしいが、サッチャー政権時代は不況でとんでもなかったそうだ。
誰もが、サッカーかミュージシャンとして成功してこの街を出て行くという風に思うらしい。

そうした焦燥感で、マンチェの音には渋系もしくはその両極端で享楽的な音が多い。

渋系
JOY DIVISION
THE SMITH
DOVES
などなど

享楽系
HAPPY MONDAYS
STONE ROSES
などなど

そうした中で渋系マンチェLONGVIEWが現在ツボにはまっている。
なんともいえない焦燥感、そして枯れた透明感、ああーもうホントツボなんだよな〜。
1曲目〜4曲目までの流れが最高に気持ちよく、去年の新人の中では一番期待しているバンドなのだ。

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